投資 株式相場の勝ち方がわかるトレード格言7選

前回の相場格言では、株式投資で成功する「心得編」をお届けしました。今回は、株式投資で勝つための「必勝法」が込められた7つの格言をご紹介します。過去に活躍した投資家達が作り上げてきた格言、そして今も投資をする人達の勝つための指針として活用されている儲けの極意をお届けします。

 

1.2度に買うべし、2度に売るべし

好材料を目にしたあるいは耳にしたとか、もう少し値下がりすれば買おうと思って待っていた銘柄が大きく値が上がってしまった時などには、1度に買ってしまいたくなります。また逆に、長い間値が動かなかった持ち株が突然値が上がったときには、早く売っておかないともう売るタイミングが来ないんじゃないかと一気に売ってしまいたくなります。

ところがそんなときに限って、その感情をあざ笑うかのような値動きが起こりがちです。

予測が当たることのほうが少ないのが相場の世界ですから、どんなに自信があるときでも売買ボリュームを全開にするのは得策ではありません。余力を残しておけば値が動いた方向に応じてあとの対応が取れます。そういう意味で、投資する銘柄を決めたら初めから2度に(あるいは3度に)分けて売買をするつもりで資金分けをしておくことが望ましいです。

2.勝ち易きに勝つ

この格言は孫子の兵法によるもので、勝つ見込みのない相手とは戦わない、勝つ相手と戦うという意味です。

これが投資の格言として使われる理由は、勝つのが難しい相場(地合いが悪い)時には投資を休んで、これなら誰でも儲けられるという大相場の時に参加すれば勝ち易いことから使われています。

投資を始めると、休むという概念が薄れてきます。ところが相場の環境次第では「休む」ことが大事なポイントになります。勝ちにくい地合いの時に無理に参戦すれば失敗することが多くなります。また、ビギナーズラックという言葉があるように、相場が下落局面の時には一旦休んで相場から距離を置き、相場の地合いが下向きから上向きに転換する頃を見計らって初心者のような初々しさで戻ってくることも、成功率を上げることにつながります。

3.売りは早かれ、買いは遅かれ

株価が上昇するときには、上げ下げを繰り返しながら時間をかけてゆっくり上昇していく傾向があるのに対して、下落するときには怒涛の勢いで急激に下がる傾向にあります。

そのため、良さそうな銘柄を見つけても飛び乗らず調査検討するための時間を惜しまないことが大切で、逆に下落を始めると、迷っているうちに買い値を下回ってしまうことも多いため、売るときには早めに行動したほうがよいという格言です。

4.相場は踏み出し大事なり

ローソク足の考案者、本間宗久の言葉です。そうです、ローソク足は日本人が考えたものです。それが今や世界中で使われています。

投資は最初の出だし、つまり手掛けるタイミングが大切で、それが悪ければ必ず失敗すると言っています。

具体的にはどういうことかというと、株の銘柄でもFXでもそうですが、ローソク足にしてチャートの値動きを見ていくと、天井と底というのがあります。この天井と底を意識して最初の一手を底で出していくということです。

 

5.相場にさからうな

相場が予測とは違う方向に動いた場合には、「おかしい、相場が間違っている」と考えがちです。一生懸命研究して予測を立てているわけですから、そう考えてしまうのは当然です。ただ、投資を行う場合には、相場にさからう感情があると痛手を拡大させることにつながってしまいます。「おかしい」と思ったらまず研究検討に見落としや手法の間違いはなかったかを考えてみる習慣をつける必要があります。

6.思いつき商いは怪我のもと

予測が外れるという事態が何度か続くと、何をどう信じていいのか、全ての定説や相場学問が信用に値するものではないように感じられます。そうすると最後は、閃きや思いつきに頼りたくなります。

テレビやインターネットのニュースや噂などから「これは良さそう、面白そう」というものに研究なしに飛びついたり、おすすめサイトが勧める銘柄を「勧めているんだから上げてくれるだろう」などと考えて高い情報料を支払って購入してしまうというようなことを「怪我のもと」と言っています。

ニュースが出た時にはすでに株価に織り込み済みになっていて高値掴みをする可能性が高いですから、やはり手を出す時には研究をする必要があります。その手間を省いて飛びつくと怪我をしますから注意しましょう。

また、人からの情報で売買をしても、いつまでたっても実力がつきませんし、不安がついて回ります。逆に苦労はしてでもその苦労に揉まれて実力がついてくれば、その力は永久に自分のものとして活躍してくれます。

7.相場の金と凧の糸は出し切るな

これは日本で生まれた相場格言です。現在では凧を上げたことがないという人も増えていると思いますので実感としてはピンとこないかも知れません。

凧を上げるときには、糸を調節し操りながら風に乗せていきます。そうやって空高く昇らせていくわけですけれども、糸を出し切ってしまうと、調節が難しくなります。ですから、糸を出し切らずに余裕を持っておきます。投資の売買をする時もこれと同様で、糸はお金のことですね。出し切らずに上手に操縦しながら風(相場の上げ下げの風向き)に乗せていくことが大切だと言っています。

相場はどんなに一生懸命研究検討を重ねても予想通りにいかないことのほうが多いです。先高(これから上がる)と期待して買っても、予測に反して値下がりすることも往々にしてあります。投資をする人でこういったことを経験しない人はいません。ですから、常に手元に余裕を残して投資をすることが鉄則です。

手元に余裕があれば、予測が正しいとなれば値下がりしたところで買い増すこともできますし、予測そのものが間違っていると判断すれば、他の手法で出直すこともできます。

ところが手元資金を全て投資に入れてしまった場合、暴落しきって超割安の状態になり「今買えば儲かる」というタイミングがきた時に、資金がないために身動きがとれません。

 

人が資金を気前よく投入したくなる時というのは、だいたい上げ相場でイケイケドンドンの時です。つまり割高状態の高値掴みをしてしまうタイミングです。その時期に資金を手元に残してジッと我慢ができることがリスク管理と将来の利益につながります。

 

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