相場に勝つ 株で儲ける銘柄の選び方がわかる7つの格言

これまでの記事で、「投資に成功する心構え6選」と「相場の勝ち方がわかる7選」をお届けしました。

しかし心構えと勝ち方が分かっても、いざ投資を始めるときにどんな銘柄を選べばいいのかそのツボが分かっていなければ、思うように儲けていくのは難しいと思います。そこで今回は、勝てる銘柄選びのコツがわる7つの株式投資格言をご紹介します。

1.受給はあらゆる材料に優先する

相場師田附政治郎の言葉で、「どんな商品も価格は需要と供給の関係で決まっていく。相場も同様で、需要が供給を上回れば株価は上がっていくし、需要が供給を下回れば下がっていく」ということを言っています。

私たちは社会に生きていくなかで、日々いろいろな商品を買っています。それが必要な商品あるいは欲しい商品であれば値段は少々高くても買いますよね。逆に、それほど欲しくはない商品が高い値段で売られていればほとんどの人は買わないと思います。このような受給の大前提をともすれば相場の世界では忘れがちになります。

銘柄を選別するときには企業の実態や先行きなどを慎重し調べて投資するわけですけれども、それに加えて「受給」を考えていくことで、沢山の銘柄から絞り込むときに役立つ格言ではないでしょうか。また、相場が大きく上下するようなときにも、受給がどうなっているのかを頭に入れておくと判断がしやすくなります。

「受給はあらゆる材料に優先する」この大前提を常に脳裏に置いておきたいですね。

2.政策に売りなし

「政策に売りなし」とは、特に企業経営をされている方は実感として認識していることと思います。ただ投資を始めたばかりの方や主婦の方など、企業経営にあまり関心がなかった方が投資をするときには、景気の善し悪しにはアンテナを張っても、政策のゆくえにはあまりアンテナを向けていらっしゃらないように思います。

しかし、この「政策」というのが企業の利益損失に大きくかかわってきますので、社長様方は政権がどちらを向いているかによって投資先を決めていらっしゃいます。

大きなお金を握っていらっしゃる方々が政権と政策のほうを向いているのですから、私たち個人の小さなお金でそれに逆らっていくよりも、活かしていったほうが勝つ確率は高くなります。「政策に売りなし」とは、政治に関心を持っていなかった人が投資をする際に失敗しないための格言として有効ではないでしょうか。

3.上り坂の悪材料は買い、下り坂の好材料は売り

悪材料が出れば下げるのが普通です。ただ、上げ相場で株価が力強く上昇しているときには、悪材料が出て一時的に下げてもすぐに上昇の続きに入ってしまうということが往々にして起こります。それゆえ、上昇相場で飛びだした悪材料は、狼狽売りをする人に押されて下がったところが絶好の買い場になるということをこの格言は言っています。

また逆に、下げ相場で株価が勢いよく下げている時の好材料は、材料に飛びついて買う人がいるため一時的に上がりますが、やはり下げ相場の続きを演じることが多く、下げ止まったのか底打ちをしたのかの見極めをしっかりしてからでなければ危険だということです。

4.割安株を物色する場合、ババをつかまないようにする一つの方法は、過小評価されている成長株を選び出すことである

割安株の中には、成長性がないために割安に甘んじている銘柄も多くあります。割安になっている原因が、どこにあるのかも調査検討してみる必要があるということを、この格言は教えてくれています。

しかし、成長が見込まれるのに過小評価されている銘柄というのも存在します。それを見つけ出せば、安い株価で買えます。これは相場で成功する秘訣の一つです。

では成長株とはどんな銘柄のことを言うのでしょうか。たとえば、企業の扱う製品の需要規模が拡大している、利幅が増加している、資金繰りが安定しているなど、いくつかの成長を見極めるポイントがありますが、株価が低い銘柄を物色するときには色々な角度から成長性の検討をし、安値に置かれている隠れ要因がないかも調査したうえで選定することが大切です。

「ババをつかまない」とは、成長性がない銘柄、悪材料が隠れている銘柄、そういったものをつかまないということです。

5.産業界というものは、金を払って投資するに値する極めて少数の一流企業と、長期保有する魅力が全くない膨大な数の二流企業から成り立っている

ウォーレン・バフェットの言葉です。多くの企業が実際の価値以上の株価で売買されています。そして一握りの優良な一流企業が目をつけられずに蚊帳の外に置かれていることがあります。そんな銘柄を見つけたら、思い切って買うべきだ、と言っています。そしてバフェット自身もそうやって大きく成功しました。

たとえ一流企業であっても、株価が実体価値以上に買われている銘柄は投資対象として魅力的でないということをバフェットは一貫して言い、自らも実行してきました。

6.卵を一つのかごに盛るな

卵を1個のかごに盛ってしまうと、かごを落としたときに全て割れてしまいますよね。これはウォール街の格言で、リスク管理のために分散投資を心掛けなさいということを言っています。

かごを株式相場だとすると、すべての資産を株だけに入れておくと大暴落が起こったときに対応できません。だけど現金を残しておく、あるいは他の資産に振り分けておくなどすれば大底にきたときに美味しいところをとっていけますよね。

7.人の行く裏に道あり花の山

皆がやらないことをやる、皆と逆のことをやる、そうすれば大きな成功をおさめることができるという意味の格言です。

相場というのは難しいですよね、そしてその難しい相場で成功するための格言も、1つ1つ見ていくと矛盾を感じてきます。「相場にはさからうな」と言ってみたり「皆と逆のことをやれ」と言ってみたり。でもこの言葉だけを並べると矛盾しているようにしか見えませんが、それぞれの格言を適切な時期に採用してやると、けして矛盾ではないのです。

どういうことかというと、世界や日本の相場全体が力強く上昇している時期には相場にはさからうなという格言がいい仕事をしますし、株価が天井圏に入ってイケイケドンドンの雰囲気の中で値動きが荒くなってくる時期があります、その時期にはイケイケドンドンで湧いている皆と逆のことをやれという格言がとってもいい仕事をします。早めの手仕舞いを意識させてくれるという形で助けてくれます。

 

 

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